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Thinking Time

音楽と集中力③

さて早速その集中力を高める方法について。

①楽譜を見ます。
②第一音を見ます。
③その音符に吸い込まれるように凝視します
④吸い込まれる瞬間に合わせて息を吸い吐ききります(まだ声をださない)
⑤④と同じようにして今度は第一声を出します
⑥タイミングが合わなかったら④、⑤を繰り返します
⑦「合った」らそのまま歌い出しましょう。止まらないように。

という方法です。

他楽器にも使えると思うのですがいかがでしょうか。
試してみてください。


心理学の勉強をして自分でも実践し始めてからはじめて人前で歌う機会があったのですが、後から映像を見ると自分がめちゃくちゃ楽しそうでした。
あのような感覚は小学生以来かもしれません。
音楽を選択する②より少し後のこと、
学芸会、今でいう学習発表会でミュージカルをやることになりました。
わたしは「春風」という役になり(今考えるとよく「春」の曲を歌うのはこれが原点かもしれません)
その役にわたしがなったんなら、ということで当初は予定になかったソロパートがもらえました。
風役なのでひらひらと布を回せながら、綺麗でかわいくて嬉しかったことを覚えています。主役ではなかったのですが、のちには「あれは亜弥ちゃんが主役の劇だったよね?」とよく言われます。

その時、観劇してくれていた誰かのおばあちゃん(どなたかはわからずまま)が涙してわたしを見つめているのがステージから見えました。
今みたいに人数制限もしてなかったですしお客さんは1000人近くはいらっしゃったんじゃないでしょうか。
歌いながらわたしはそのおばあちゃんだけしか見えなくなって、
おばあちゃんが泣いているのを見ていたらもうすでに歌い終わっていたのです。

学校行事のあとには感想文を書かされますが(笑)、
そんなことを書いたら、
「たった一人で歌うのに泣いているおばあちゃんに気づいてそれを見て歌ったなんて。緊張しなかったの?」と先生に言われました。

おばあちゃんを見てただけなので緊張はしてなかったです。
あの感覚で演奏できたらいいのに、といつも思って掴みかけては離れ、
離れまくっていなくなり、もうだめだと自己否定、
自暴自棄になり、ってこともありました。
が、ようやく確かになりつつあるように思います。

おばあちゃんを見る、おばあちゃんだけを見る。
なんならおばあちゃんの涙だけを見ていました。
どこか一点からブレない。
集中力、というかゾーンに入るコツなのかもしれませんね。

音楽と集中力はひとまずここまで。

次はどうしましょう(笑)
「歌うための脳内変換」について書きます。
わたしはよく例え話をするのですが、その人の職業、やったことのあるスポーツ、行動に例えることが多いので「わかりやすい」と生徒さんたちからは好評いただいてます。
先日は転調を田植えに例えて大Hitしました(笑)
音楽って何にでも例えられるんですよ。
音楽って自然発生した文化ですからね。


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