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Thinking Time

自分の快・不快を知る

音楽が好きと一言でいっても、
そもそも音楽は一言でおさまるものでしょうか?

音楽をするのが好き?(楽器?音?リズム?歌詞?楽譜読解?アレンジ?)
音楽を聴くのが好き?
音楽を作り出すのが好き?変えるのが好き?
音楽を知るのが好き?

などなど、音楽という2文字の中には様々な動詞が潜んでいます。

音楽が好き、と言ってもそのすべてをしなければならない必要はないのです。

自分は音楽の何が好きなのか。

それはきっと音楽をする以外の日常の快適や不快の中に答えがあるのではないでしょうか?
それに気づくことを知ることはきっと「音楽をする」の役に立つと思います。

音楽を仕事にし、指導する立場になると
まるですべてを知ってなければいけないかのようなプレッシャーを感じていたことがありました。(今は感じてません)

その時は自分が苦手だったり嫌いなことを上手くやろうとすることばかりに注目して、できない体験を積む、できないのプロを極めていました(笑)
「できないのプロこと過去のわたし」は自分が当たり前にできていることをガン無視するのが得意で、とにかく出来ない出来ないと言います。
ひどいとそれを人のせいにします(自分には環境が与えられなかった!と)

ひどい(笑)、かまってちゃんです。

自分の快と不快を考えてみると実に細かく分かれていることに気づくと思います。
音楽もそのくらい細かくあるのです。
良いとか悪いとかじゃなくて、ある、のです。

それを知った方がお得ですよ。というお話。
動画ではわたしの快と不快について話してみました。
全然話足りませんが「家事」を分けてみましたよ。

動画はこちら

音楽の中で言うと、

音楽を通じて人に教えるのが好きです(歌を通じて人の「好き」なことを知れるから、その人の思考や感情を覗けるのも好き)
初見するのも好きです(新しい音楽を知れるから!)
流行っている歌にはあまり興味がありません(商業的で感情の「新しさ」を感じないので、これは流行るだろうな、という判断は正確です。)
歌うのはもちろん好きですがテクニカルな歌は好きではありません(感情<技術になるから)

と、こうしてみると「新しい」と「感情」がなければわたしは音楽嫌いだったと思います。
逆の人もいるでしょう。音楽から感情を感じたくないタイプの方もいらっしゃると思います。それはそれで良いのです。
自分と違うタイプがいるってだけでその人を排除していく必要はないのと同じように、自分の中にある不快は、「これは私には不快だな」って認めてあげるだけで良いのです。

みなさんの快適、不快、いかがでしょうか。


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