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【終演報告】愛に謳えば、〜オールブラームス作品による演奏会〜

先日27日(土)夜に、Kitara小ホールにて、
愛に謳えば、〜オールブラームス作品による演奏会〜
無事に終演いたしました。

ご来場くださいましたみなさまに感謝を申し上げます。

あの日はとても不思議な1日でした。
家を出て会場に向かう前に車に乗りSTVラジオに合わせると、
今回朗読の田付美帆さんが新十津川から生中継されていて、
何も変わらない、本番の日だとは思えないくらいの落ち着いた中で、
いつもなら何かが数秒でも遅れたりすると
とても平静でいられないわたしですが、時間を気にすることなくおりました。
これがとても大きかったです。
頭の中が常にうるさい特性を持っているのでこれがないだけで本番までに脳疲労を感じずに済みました。

脳疲労を感じていない本番というのはこんなに快適なのかと、
人生最大、と思っていましたから、
もっと緊張が襲ってくるかと思いましたが
自分でも想像以上に「不安ゼロ」でした。

事前にメンタルカウンセリングを野元さんより受けていて、
お守りの言葉、を頂いていたのもとても大きかったです。
誰かの評価を気にすることもなく、
自分の挑戦を純粋に楽しめました。

自分の変化として一番予想外で、
大きな力となったのが、

「とってもありがたい」ってこと。

自分が歌わない歌や朗読の際、椅子に座ってステージから客席を見ならがら、真剣な表情のお客様みなさまに「ありがとうございます」って心の中で声をかけていました。

そうしてから歌いはじめると、その思いが通じたように感じ取れたのです。
同じステージにいる共演者からも。

楽しい、終わってほしくない、もっと聞きたい、、、

そんな声なき声が聞こえてくるようでした。
とても幸せな体験をさせていただきました。

本当にご来場のみなさまに心から、
何度でも感謝を申し上げたいです、ありがとうございます。

当日のKitaraスタッフもプロ中のプロのお仕事でした。
裏方スタッフみなさまもご配慮ありがとうございます。

世界に誇るキタラのホールで
世界的にも珍しい曲を全曲通す×2種、全33曲。
常軌を逸したわたしの構想、
最初に魔の手を伸ばしてバスの原くんに声をかけてから12年も経ってました。

クラシックコンサートに馴染みがない方にもわかりやすく、はわたしの音楽活動コンセプトです。
今回は朗読を現役のラジオパーソナリティで自慢の友人の田付美帆さんに頼み、
内容は直訳、意訳、現代語訳をかけまくりながらもついには一回英訳をはさみ堪能な貴子さんに確認していただきながら、
読みやすいように、わかりやすいようにし、
曲のまとまりは作曲家の岩河先生にアナリーゼ(楽曲分析)して頂いて、全員で決めて、

夏の暑い日に片道数時間かけて合わせにくるメンバーに、
みなさんご活躍でご多忙の中、少々無茶して合わせてスケジュールを調整してくださり、それぞれの別の本番翌日朝からの合わせ合わせ合わせ。

何せ6人(朗読入れて7人)で33曲に対し統一見解を持てるように、あれこれ考え話してるだけで過ぎ去る時間、、、

時間が!時間がとにかくなくて終わるとは思えず、
さらに5年くらい延期するところでした(冗談ですが。一時真剣にその方がいいかもしれないと思っていました)

当日配布のプログラムにはこれまでの心理学の学びを活かし、
プルチックの基本感情と楽曲の対照表を作りました。
わたしの趣味丸出しでしたがこれがまた好評だったようで。

アルトの久美さんは全員を確かな技術で引っ張ってくれ、頼りない主催ソプラノのわたしをリハーサルの最後の最後まで諦めずに妥協のない音楽を作ってくださいました。力の不足を感じながらソプラノがわたしで申し訳ないと常に思ってましたが、久美さんのお師匠様に女声二重唱曲を褒めていただけたと、、、!
光栄すぎて天に召されかけました。
久美さんも「楽しかったぁ。ありがとうね、亜弥さん。またやろ。」と言ってくださって結果久美さんって女神だったようです。
女神が隣にいたなんて・・・!

テノールの古城くんは池田町からの長距離運転(日帰り!)、高校の先生で超絶忙しくしていらしゃる中、練習にいらしてくだされば、場をほんわかふんわりと和らげてくださり、音楽を良くしようとディスカッションが真剣になりすぎて殺伐としかける場面でも穏やかな一言で場を和ませる天才でした。歌声もそのまま癒しのヒーリング、お客様女性陣みなさま、ファンになったようです。田付さんも古城くんが好きだ、と言っておりました。

バスの原くんは、冷静沈着で常に全体を見渡し、指摘出しをし続けてくれました。原くんの指摘はいつも理にかなっていて、隙がなくてやっぱり頭が良くてわたしは羨ましい(笑)、そんな原くんの歌は知性的でわたし的ヒットなんだけど未だ愛が伝わってない気がしてずっと言ってるけど流されてるし、1人ずつに書いた手紙も「読まずに黒ヤギさんかな」とブラックなことを言ってくる。やっぱり絶対先輩扱いしてないと思う。でもその太さ、根っから低声部人なのですね。良いと思う。

ピアノのゆまちゃんは前日お子様と救急車というトラブルながらも演奏には動揺もなく、常に原くんとは別の意味で冷静でした。確かな技術と、優れた聴力に支えられた音楽感と楽曲への深い分析力。子育てで時間がない中でも取り組み方に脱帽です。きっとわたしの演奏力があがれば総じて上げてくれる方だと思うので、もっとわたしは我を出していきたい!と思いました。

同じくピアノの貴子さんは、ただいまイメージコンサルタントの方とタッグを組んで、「ビジュクラ」という新たな挑戦中。貴子さんもお子様が小さい中でとても精力的です。貴子さんのピアノは自由でダイナミック!アメリカで10年お一人でやってきた覚悟がケタ違いの素晴らしいピアニスト。すっかり魅了された内の1人です。ステージ登壇前「亜弥さん、楽しいですか?」と最強の声がけをしてくれて、おかげさまで超超超楽しくて、昨年のリサイタルのような「ゾーン」に入れました。キタラでゾーンに入って演奏できるなんて!!長野県から毎度かけつけてくれて、、、早く札幌に、いや札幌じゃなくてもいいから北海道に帰ってきて!

ピアニストたちからは「亜弥さんのブレスに絶対合わす、、、」と後ろから絶対の安心を頂いてました。

朗読のタツキは大学時代の同級生。同期で一番活躍している人、きっと自慢してる人もいるんじゃないかなー?(笑)
控室を同じにして、大学時代のあれこれを話しながら「真面目な印象だけど、あれ?アヤって意外と・・・」なんて本番直前まで大笑いしながら楽しい時間を過ごしていました。
わたしの細部までのこだわりに全て応えてくれて、さすがの読みっぷりで、コアなクラシックファンも驚きのご感想多数。またクラシックを聴き慣れない方もお楽しみ頂けました。日本語を操ったのは彼女だけですから、そのプレッシャーたるや相当だったと思いますが彼女に頼んで大正解でした。

あまりにマニアックプログラムなため、オペラ団体の音楽監督から記録させて欲しいとお申し出があり、破格のお値段で録画をしてくださいましてデータを頂ける予定です。破格なのにカメラ3台で撮っていたんですよ!しかも編集してくださるらしいのです。

とにかくも終演したんですが、愛の歌、の通り
愛が溢れすぎてて幸せなんです!!!

これを聴けなかった人はもったいないことしたよぅ?
って自信持って言えます。

わたしの音楽活動で最大の公演でした。
長くなりました!

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