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Thinking Time

選曲する②Let me enjoy the Earth(地球を楽しませて)

個人的にはフィンジは1番最初のメロディが美しいと思うのです。
惹きが強い?というか、、、
はじめて聞く1曲め、だというのに「もはや懐かしい」みたいな気分になります。

1909年発表ハーディの詩集に入っていた詩に、
1958年にフィンジが歌曲にしました。

1909年というとハーディは69歳とのこと。
そう考えるとその割には瑞々しいというか、あまり老いを感じない詩作と思います。
フィンジが8歳の頃には世に出ていた作品ですが、作曲したのもフィンジ57歳のときです。やはり若いように感じます。

でも自分も40になってやっと、世の中の、何というのでしょうか。
広さ、、、深さでしょうかね。そういったものを感じ、「あぁそうなんだ」と受け入れられるようになってきました。
それが50、60代となると返って瑞々しく感じられていくのかもしれませんね。

年をとる楽しみが増えました(笑)

詩の最後部↓

I will lift glad,a far-off eyes,
Though it contain no place for me.

たとえそこに私の居場所はなくとも、私は喜んで目を遠くに向けよう


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