Thinking Time
「オーディション対策」
各種オーディション対策レッスンも多くあります。
合格する方とそうでない方の違いは、
「準備力」に尽きると思います。
ボイストレーニングのサービスは探せば街中にたくさんあって、
本番前になると色んな人の意見が聞きたくなって、不安を堪えきれずに体験レッスン巡りをされる方がいます。
はっきりいって、これは悪手です。
あなたが欲しいのは「誰か(できればプロに)大丈夫だって言って欲しい」なだけです。
確かに、複数のプロに聞いてもらって多少満足もするでしょう。
が体験にきただけの人相手に、ボイストレーナーが必ずあなたが合格するように、などと真摯になることは皆無です。(あったとしたら新人トレーナーかな)
飲食店で、水だけ飲んでった客に2度目の来店もぜひ!と願いますか?
体験レッスン自体は本レッスン前に受けるべきです。先生の為人、サービスを知るために。数多あるレッスンから自分が選ぶために。
ですが、本レッスンを受けるつもりがないのに体験レッスンのみ受けるだけの方に、何が教えられるでしょうか。
審査員だってプロなので、
そのようなブレ(不安)は聞けば必ずわかります。第一声でわかると言っても過言ではありません。
本番1ヶ月前を切って、複数の、しかも関係が構築されてない人に習ったって、自分がブレるだけで何にもなりません。
そして芯がない人は何かに選ばれません。
技術が荒削りでも芯がある人の方が合格可能性は高いでしょう。
オーディションというのは選別ですから、主催者の意向に沿わないものはいくら技術があっても落とされます。
本人が命をかけ、絶対に受かりたくても、です。
もし不合格になった自分を想像して、「自分は全否定される」などと思われるなら、そもそも受験を諦めた方が身のためだと思います。少なくともチャレンジするタイミングが違います。
しかし、
たとえ不合格でも、得るものがあると考えられるならチャレンジするのは良いことです。チャレンジすること自体があなたをより高めるものだからです。
少なくない人数の受験者を見てきて思うことは、合格する方々はレッスンにきた時点ですでに声に伸びがあります。それと同時に自分がどうなりたいか、が明確に感じ取れます。
残念ながら、合格されない方の声からは技術は感じても、「どうなりたいか(伸び)」がまったく聞こえてこないのです。
「ここは裏声でと『言われた』から裏声で歌う。」
などという自分がない技術披露が通用するのは、せいぜい一次審査までではないでしょうか。
意味のない音はありません。
それを捉えて、解釈し、自分なりに表現したい気持ちがあり行動に移すのに時間を使っても、
受験前に、知らない先生のところへ体験レッスンめぐりなど無意味なことをする時間は勿体無いとわかるはずです。
あなたの目的は何ですか?
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