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Thinking Time

演奏会を企画する①

主催なんだから当たり前だー!とやってきたことが
どうやらそんなに当たり前でもなかったようなので、
これからまたシリーズとして記録を残していこうと思います!
もし演奏会を自分で開きたいと思っている方がいらっしゃったら
ご参考になれば幸いです。

9月末に心あたたかく感謝の気持ちいっぱいで終演した、
「愛に謳えば、〜オールブラームス作品による演奏会〜」
こちらは札幌が誇る、Kitara小ホールで実施しました。

まずこの演奏会には6名の音楽家が必要になります。

ソプラノ、アルト、テノール、バス、
そしてピアニスト2名

愛の歌も新・愛の歌もどちらもこの編成です。
そしてわたしはこれを合唱編成ではやりたくなかった。
というのが必要最低条件。
まずこの条件(出演交渉)を満たさなければなりません。

ソプラノはわたしじゃなくてもいい、
と途中何度も思いながらも(笑)、

わたしが一番先に声をかけたのは2013年!、
バリトンの原慎一郎さんでした。
ちょうどわたしが再び歌い始めた頃です。
(わたしには7年のブランクがあります)

札幌はバリトン歌手が豊作でして、
みなさま個性を出して演奏されておられますが、
(テノールっていつも貴重ですよね)
その中でも知的な演奏をされる原さんの演奏を何度か聞いて
わたしの中では一気にこの演奏会は動き始めました。

思ってることは言葉にしないと何も伝わらないので、、、

「原くん、今度一緒にやろぅ?」

といきなり声をかけたのを彼は忘れてもわたしは覚えてます。

さて、この企画にはわたしと原くん以外にもあと4人必要です。

先が長い!!!(笑)

次に話が動いたのは、ピアノの北濱さんが留学されていたアメリカから帰国!のタイミングでした。
そして徳田さんも長年に渡るアメリカでの活動から帰国、お二人で鮮烈に活動をはじめていたのです。

息のあった、そして演奏に意欲的なピアニスト2人がすでにいる・・・!おぉ、神よ・・・!、状態でした。

まず帰国後「どなたか一緒にやりませんか?」とつぶやいていた北濱さんを逃さず!共演の機会を取り付けたわたしは(笑)、この演奏会の話をさりげなくして彼女の脳内への刷り込みに成功。←

そうしてもちろんタッグを組むピアニストはお任せしますとお伝えしたら予想通りに徳田さんを、と決まったのです!!

これで出演者、半分決まりました・・・!(おぉぉ)

この時点でテノールは古城くんはどうか、と話が出ていたのですが、
物理距離的なことで彼本人にはお話しできず。

アルト、テノールには苦戦するだろうと最初から思っておりました。
まず人口が少ないからです。
その中で、このマニアックプログラムをしてくださる方となれば
苦戦必死と思っておりました。

とはいえアルトはもう一択で松田久美さんでした。
原くんと一緒で演奏を聴いた瞬間に松田さんって思っていました。
松田さんに断られたら縁がなかったと思ってこの演奏会自体をやめようと決めていたくらいです。
当時からすでに大活躍の松田さんにお声をかけるのに、
ひとまずまわりの恩師たちの力をお借りし(笑)、
お口添えを頂いて、めちゃくちゃ緊張してメッセージを送りました。

結果は快諾!
高校、大学受験に合格したより嬉しかったです。
わたしにとって受験だったのかもしれませんね、この演奏会は。

が、しかし2020年コロナウィルスの流行によって、
無期延期となりました。

延期が決まった際はみなさまわたしが大層落ち込んでいるだろうと
たくさんの励ましをいただいたのですが・・・。

わたしは一瞬落ち込んだものの
めっちゃ元気でした!

というのも演奏活動はできなくなったものの、
それまで時間がとれずにとれなかった資格取得のための勉強にあてたり、それを活かして介護施設などでの音楽療法の活動、
教室でのレッスン数は増えていたからです。

音楽の力って半端ないな!って希望と勇気を頂いていました。
延期先の予定を決めたのは2023年頃。

共演者たちも結婚、出産とライフスタイルが変わり、
徳田さんも長野へと居住を移されても、わたしと2人での演奏を重ねたことによって、先の古城くんへの「距離問題」がなくなっていました。
古城くんにお願いするにあたり他の演奏者たちにもご意見聞いて、満場一致で決まりました。

という熱い想いを古城くんにお伝えして、
今回のこの6名のメンバーとなったのです。

と、その裏側でわたしは密かに朗読の田付さんにも声をかけていました・・・。
最初は嘘だと思われておりました。

ということで、
まずは人を集める、これが一番大事なことです。

そしてあなたじゃなきゃだめなの、という気持ちは絶対に人を動かすと想います。

もし何かやりたいことがあるのに人が集まらないと思われる場合は、
自分の気持ちがその人に伝わっていないのではないでしょうか?
一緒にやろう、やりたい、と思われるための
「プレゼン」で、「賛同」をもぎとらないといけません。


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