Thinking Time
演奏会を企画する⑦
①出演者決定
②ホール・助成決定
③日程・料金決定
④印刷物
⑤プロデュースとプレイヤー業
⑥予算
さて⑦は何を書こうかなーと言ってましたら、音楽素人な主人より「どう告知するか」を聞かれましたので、「告知方法」について。
薄々感じていましたが今回の演奏会で確信になった気づきがありました。
クラシックの演奏会は同じ音楽関係の演奏会のプログラムにちらしを入れてもらう、ということが告知の大きな比重を占めていると思います。が、これってその部数と値段に対して今の時代に効果があるのだろうか・・・?と(業界の人ごめんなさい!)
Kitaraのようなホールには箱推しの方々がいらっしゃるでしょうからある程度有用とは思いますが・・・
それでもKitaraには演奏会にいかずともちらしの配架場所がありますし、結局お客様としてきてくださるにはそのちらしを手に取ったとしてもご来場されるかはプログラムや出演者にご興味があるかないかで決まりますよね。
だとしたら印刷物にして経費をかけるよりも、
今の時代だったらSNSで広告を打った方が反響があると思います。
そこでこちら側に出てくるのが「(そんなハイテクなこと)やったことがない」という恐怖でしょう。
思うに音楽を生業にされる方って「音楽歴」長いですよね。
1つのことを突き詰めていかれる方が多い。
するとそれはどんどん深みが増して・・・という利点の裏で、
弱点として「新しい(慣れていない)やり方に恐怖しやすい」ことがあります。
しかしこれから先、自分たちが生きていくためにも最低でも自分たちの同世代より下のファンを獲得する必要があります。
クラシックのファンは上世代が多いです。
そこを真っ当に狙えば集客は簡単でしょうけれども、
もうすでにわたし(40代)のコンサートを最初から聞いてくださっていた上世代は80代Overです。
この世代に毎回きてね!、では(もちろん来られる体丈夫な方もいらっしゃいますが)現実問題難しいものがありますし、
そこに期待しているとこちらも精神的にやられてきます。
だってどんどん人がいなくなるってことですから。
新人のときには「どなたでもいいから来てください!聞いてください!」だったのが、最近は「同世代に聞いてほしい、若い方々に聞いてほしい、クラシックが好きな方に届けたい」に変化してきました。
この変化の中で告知方法も変化したって良いのです。
誰も悪くない(笑)
反省点としてはその開拓がまだまだだったかなぁと思っています。
結局のところ、一番効果がありますのは、
一番アナログな方法、「個別にご連絡」です。
なんと直にちらしを渡すより、
個別にご連絡差し上げる方がチケットが売れます。
わたしもそのついでに個々にお話しに花を咲かせて楽しいので良いのですが、それもそれで限界があります。
ネット上では、
後援・助成頂いている団体・企業さんのHP上での宣伝、
ジモティ掲示板(無料なのにいろんなところへ拡散されるので便利です)
各SNSアカウント、イベントページ、個人HPに掲載
印刷物では
出演者の公演にちらしを入れる
後援頂いている団体の会員冊子郵送に同封
Kitaraフリーペーパー(カレンダー)
出演者関係企業への配架・掲示依頼
市内ホール、地区センター、役所などへの配架
各新聞社への掲載依頼(複数社に依頼を送ります)
でしょうか。
SNSの有料広告も考えにはありましたが・・・
というのもはじめてやる演奏会って、
演奏会やるまで演奏している「素材」がないんですよね!
絵的な素材も音的な素材も!
演奏会で完璧なものを披露するという演奏者のプライドもありますから、広告の映像ないし写真は未完のものですよね。
そこに抵抗のある方も多いように感じます。
わたしは未完の様を見せて、完成は来て見てね、も良いと思うのですけれども。と言いながらわたしにもまだブロックになっていることがあるように自分で思います。
クラシックコンサートってこうしなきゃならない。
みたいな。
頭をやわらかくして生きていきたいです。
なにより音楽を楽しむために!
戻る
↑